御祭神
上筒男大神(うはつつのおのおおかみ)
中筒男大神(なかつつのおのおおかみ)
底筒男大神(そこつつのおのおおかみ)
神功大神 (じんぐうのおおかみ)
中筒男大神(なかつつのおのおおかみ)
底筒男大神(そこつつのおのおおかみ)
神功大神 (じんぐうのおおかみ)
当社の創建は定かではありませんが、凡そ六百年の歴史を持つとも謂われる由緒ある神社です。
全国に数多く存在する住吉神社と同様に、住吉三神をお祀りしており、長興寺地区の氏神として人々から崇められています。
古くから水の神様として旱魃や水害から田畑を守ってもらうよう祈り、神社北側にある皿池公園では雨乞いの秘儀が行われていた跡があります。
後柏原天皇の永正十年(1514年)五月 に室町将軍家からも祈雨の御願があったと謂われています。
天正六年(1578年)には荒木村重の兵火により、神殿を消火しましたが氏子が相謀って付近の小丘に仮殿を設け、霊元天皇の延宝二年(1674年)に社殿を再建しました。
住吉神社旧跡は現在の履正社高校前交差点付近から北へ少し進んだ場所に今も残っています。
徳川時代に保科氏がこの地方の領主となって祈雨の折には清酒と金子を奉納する定めとなり、明治初年に廃藩となるまで続けられました。
(参考文献:郷土史資料 豊中の史跡たずね描き 福西茂 著)